税制研ニュース(時々発行)

 新年第1回目の研究会は、1月23日(月)夕6時30分から開催しました。
今回の報告者は、桜田照雄阪南大教授で、租税法入門part3「法人税」でした。

 税制素人の事務局二人には「ちんぷんかんぷん」の内容でしたが、玄人筋にも難解なのが「法人税」だそうで、そのことで話が沸きました。

 法人税とは、所得税と違って、成立した「取引」にかける税金で、利益取引と資本取引があり、この資本取引には課税されないのですが、鶴田先生の話では、最近これが増えているそうです。日本の税率が高い・税率が高いと、日本の大企業は言いますが、何やかんや言って払ってないやんか、と思ったものです。

 ところで、次回は1か月飛びまして…3月28日(火)午後6時半からです。
鶴田先生によるPsrt4「展開」から租税法入門全編に及ぶ総括的報告です。
難しい話を分かりやすく解読いただけるでしょう。ご期待ください。

 さらに、次の課題図書は、合田寛著「格差社会と大増税」学習の友社です。
第1回の報告者は、浜正幸さんです。皆さま今から図書をお手元に…。

    次回研究会  2017年3月28日(火)pm6:30〜
           大阪自治体問題研究所 会議室  です。