「おおさかの住民と自治」紙面刷新のご挨拶

2000年8月
「おおさかの住民と自治」編集委員会

 日頃は、『おおさかの住民と自治』に対するご愛顧・ご協力を賜り、誠にありがとうございます。
 さて、これまで編集委員会におきまして、『おおさかの住民と自治』の紙面をより一層読者の皆様にとって身近で面白いものにする検討を行ってまいりましたところですが、今年度4月の編集委員会において、「『おおさかの住民と自治』の編集はどうあるべきか」「『住民と自治』との関係はどう考えるべさか」「読者とのつながりをどのように創り出していくか」などの、本誌の意義の根幹に関わるところから議論を集中的に行いました。
 そして、編集委員会の合意として、下記のような編集方針と具体的改善をはかることにしました。

●編集方針
1.「自治体とは何か」を常に問う。
2.読者にとって 『おおさかの住民と自治』がより身近になるようにする。
3.大阪自治体問題研究所の取り組みを積極的に紹介していく。
4.住民と自治体との架け橋になる。
5.自治体労働者が働きやすい人間的な自治体の職場づくりを目指す。

●具体的改善策
1.『おおさかの住民と自治』の制作に対して多くの読者の方に参加していただけるように、ハガキ・FAX送信票を添付し、さらにご意見等を紹介する「読者の広場」を紙面の最初の方に設ける。
2.大阪自治体問題研究所で行われている様々な活動(大阪自治体学校や研究会など)の紹介・宣伝を恒常的に行う。
3.大阪の動さを知るうえで不可欠な情報を紹介していく。
4.自治体の職場内で発生している問題についても随時発表できるようにする。

 今月の特集号から、この編集方針と具体的改善策に基づいて『おおさかの住民と自治』の編集を行っております。これらの内容はけっして確固としたものではなく、読者の皆様との対話を重ねるなかで、今後もより一層の紙面改善をはかっていく所存です。
 私ども編集委員会の想いが皆様に十分伝わることを願いつつ、ご挨拶とさせていただきたいと存じます。